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タピオカの茹で方は知ってる?意外と知らない茹で方と保存法とは!?

ココナッツミルクやミルクティーなどのスイーツに良く使われている「タピオカ」。そのタピオカを自宅で茹でようとすると、意外と難しいですよね。そこでここでは、タピオカの正しい茹で方と保存方法をご紹介したいと思います!茹で方と保存方法を覚えて美味しく食べましょう!

タピオカって何?

普段いろいろなドリンクやスイーツに使われている「タピオカ」。そもそも、このタピオカとは何から出来ているのでしょう?

タピオカは、「キャッサバ」という芋の根茎から採ったデンプンから出来ています。このデンプンを水で溶かして加熱し、粒状にして乾燥させた物が「タピオカパール」と呼ばれ、これを茹でたものが、私たちが食べているタピオカとなります。通常は乳白色から半透明の色をしており、黒い色のブラックタピオカは通常のタピオカをカラメルで色付けをしたものなんです。

タピオカの原料「キャッサバ芋」とは?

原産地は南米で、日本ではタピオカを作る以外ではあまり使われない食材です。

ブラジルや東南アジア、アフリカでは主食としている地域があるほど良く使われているのです。キャッサバ芋は、東南アジアの熱帯地方で多く栽培されていますが、日本に生のキャッサバが輸入されることはありません。それは、キャッサバの根茎に含まれる有害毒素「シアン化合物」が除去されていないからです。日本では、有毒成分を除去し加工したものしか輸入は認められていません。

タピオカの茹で方「鍋で煮ていく」やり方!

タピオカの茹で方には鍋を使うのが普通ですが、鍋を使うにしても茹で方には違いがあります。
ここからはその茹で方を1つずつご紹介して行きたいと思います!

タピオカにも色々な種類があり、大きさも小粒のものから大粒のものまで様々です。基本的に小粒のタピオカの茹で方は、大粒のタピオカよりも約半分の茹で時間で十分に茹でられるはずです。

スタンダードな茹で方「鍋でじっくり茹でる」

スタンダードなタピオカの茹で方は、鍋でじっくりと時間をかけて茹でていくというものです。

タピオカに芯が残らないように見ていきながら、約1時間ほど茹でていきます。柔らかくなり、芯がなくなったらザルにあげ、冷水をかけて冷ましていきます。茹でた直後はふにゃふにゃとコシがない感じに見えますが、冷ましていくと程よい弾力になってきます。これがスタンダードな茹で方ですが、1時間も火にかけるのは光熱費も気になりますよね…。

水につけて茹で時間を短縮!

普通の茹で方でもいいけど、1時間以上も茹でるのは光熱費がちょっと…なんて思ったりしませんか?そこで、時間を短縮する茹で方をご紹介します!

茹で方を変えるにはタピオカを「長時間水につける」という方法があります。タピオカをボウルや深皿に移し、タピオカがしっかりと浸るまで水を注ぎ、そのまま8時間ほど放置します。そのあと水につけていたタピオカを鍋に移し15分ほど煮ていき、芯がなくなれば、あとは、先ほどの茹で方の時と同様に冷水で冷ましていきます。これが茹で時間を短縮できる茹で方です!

他にも簡単で面白い茹で方がある!?

圧力鍋を使う茹で方!

他にも茹で方は色々あり、その一つが「圧力鍋」を使う茹で方があります。まず、圧力鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰する前にタピオカを入れます

沸騰するまで蓋はせず鍋の底にくっつかない様にかき混ぜます。沸騰してきたら高圧にセットし、蓋をして強火で加熱します。鍋のおもりが激しく振れてきたら弱火にし、約15分ほど加熱します。15分経ったら火をとめ蓋は開けず蒸らし、内圧表示ピンが下がったらおもりを外します。そのあとで、ザルに移し冷水で冷やしていきます。これが圧力鍋を使った茹で方です。時間も短くなりますし、簡単ですよ!

とっても簡単!意外なものを使う方法!

タピオカは火を使う茹で方だけではなく、とってもお財布に優しい茹で方があるのです!それは、「魔法瓶」を使うやり方!放っておくだけでいいんです!

ただし、これは「小さい粒のタピオカ」に限られます。粒が大きいとどうしても火を使う茹で方になってしまうのです。

保温性の高い魔法瓶などに、タピオカを大さじ3杯ほどいれ熱湯をたっぷりと注ぎます。そしてそのまま4時間ほど放置し、途中タピオカがくっつかない様にこまめに振ります。開けて透明になっていたら茹で上がった証拠です。あとは、ザルに移し冷水で冷やしましょう。

茹で方を覚えたら「保存の仕方」に注意しよう!

タピオカを安全に美味しく食べるためにはどうすればいいのでしょうか?

まずはタピオカをシロップに漬ける必要があります。ご紹介した茹で方で戻ったタピオカが200gあった場合には、砂糖を25g、水100CCのシロップにつけましょう。この状態で常温で保存する場合は4~5時間程度もちます。
また、タピオカは冷凍保存が可能なんですよ。

タピオカを冷凍する際は、解凍しやすいように小分けにしておきましょう。また空気が入ると酸化してしまうため、保存袋を用意しましょう。。

シロップを良く切ったタピオカをラップに置きくるんでいきます。さらにそれを冷凍保存用のパックに入れ、空気を入れない様にぴったりと封をしましょう。これで冷凍する準備は完了です!保存期間は約1か月ほどもちますが、早めに食べてしまうことをお勧めします。
解凍する際には、沸騰したお湯に入れもちもちの感触が戻ったらあげて冷やしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

タピオカの茹で方に、圧力鍋や魔法瓶が使えるなんて驚きでしたよね。タピオカはどんな茹で方で戻しても良いのですが、必ず芯が残らない様に注意しましょう。芯があってはタピオカのもちもち感が損なわれてしまいますよ。簡単な茹で方で美味しいタピオカを食べましょう!

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