ワンカップの量ってどれくらい?料理に欠かせないワンカップの量の話
普段の料理で、ワンカップとレシピに書いてありますが、実際には何グラムあるか知っていますか?ワンカップの量は、知っているようで意外と知らないものです。ワンカップの量はどれくらいか、ワンカップの量を理解した上でおすすめのレシピも紹介していきます。
ワンカップの量
レシピに出てくるワンカップってどれくらいの量なのかと悩んだことはありませんか?素材によっても、その量には違いがあるのでしょうか?ワンカップの量に関する知識を深めていきましょう。
レシピを見ていて、『水:ワンカップ』といったカップ表示されていることが多くあります。実際には、『水ワンカップ』という量は、200mlです。現在、多くの計量カップが出ているのでわかりにくいですが、日本では200mlが水のワンカップの量なのです。
アメリカのワンカップの量は、240ml
アメリカではこのワンカップの水の量が異なります。アメリカ基準でのワンカップの水の量は、240mlです。ワンカップの水の量は、240mlであり、8オンス(oz)という量になります。日本とアメリカでワンカップの水の量が違うというのを初めて知った方も多いでしょう。
国によって、ワンカップの量が変わる
日本では、200mlの計量カップや500mlまで計れるものなど様々ありますが、アメリカでは「メートル法」に基づいて240mlの計量カップが法によって定められています。この定めは国・地域によってもまた変わるもので、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドでは、計量カップは250mlとなっています。
ワンカップの量は、個体のものだと変わってくる
料理に出てくるワンカップですが、液体に関してはワンカップの量は水と同じです。しかし、小麦粉やパン粉、牛乳はどうでしょうか?これらは、質量・重量の関係でワンカップの量が少し異なります。
はかりに乗せられる材料は、ワンカップの量が変わってくる
『質量』とは、物質の絶対的な”量”を表すもので、どんな状況下においても変わらないものです。質量・重量は同じ物でいわゆる「重さ」を指しています。もっと簡単に言えば、キッチンスケール(はかり)に乗せて量るものに関してのワンカップの量は、素材によって違いがあります。
スプーンでワンカップの重量は計算できない。
「スプーン」「カップ」という分量は、「容量」であり「重量」ではありません。そのため「グラム」と書かれた材料をスプーンやカップで量る場合は、材料の種類によってグラム数が異なります。つまり、大さじ1は何グラム、ワンカップは何グラムと単純には計算ができないということです。
小麦粉とパン粉のワンカップの量
小麦粉やパン粉のワンカップとはどれくらいなのでしょうか?小麦粉(薄力粉・強力粉ともに)は、ワンカップで110gです。パン粉については、乾燥であっても生であってもワンカップで40gです。
お米は180cc
お米のワンカップの量は、いつもお米を量っているカップを見るとヒントが出て来ます。多くの炊飯器にセットされているお米の計量カップは、1杯180ccです。他、様々な計量カップでも、親切なものには、お米180ccと表示してくれているものもあります。
お米のワンカップの量は、1合=180ml
お米のワンカップの量は、古く明治時代に定められたもので、不揃いであるものに関しては『尺貫法』で取り決められています。お米やお酒の単位にある『合(ごう)』は、体積を量る単位をいいます。『1升 = 10合 = 1.8リットル』と取り決めたもので、他に『10分の1』という意味を持っています。
材料
かぼちゃ(正味):80g(1/16個程度)
玉ねぎ:1/8個
バター:10g
コンソメ :小さじ1
小麦粉:小さじ1
牛乳:100ml
塩コショウ少々
ワンカップかぼちゃスープの作り方
①マグカップに皮をむいて乱切りにしたかぼちゃと、みじん切りにした玉ねぎを入れます。その上にバターをのせてラップし、レンジ600w4〜5分加熱します。
②かぼちゃが柔らかくなっていることを確認してからフォークでしっかり潰したら、小麦粉・コンソメを加えてよく混ぜます。
③牛乳を少しづつ加えて溶きのばしたらレンジ600w1分加熱してよく混ぜます。
④塩コショウで味を整えて、完成です。
ワンカップの量は、スープの量に最適
いかがでしょうか?ワンカップかぼちゃスープのように、スープや汁物ではワンカップの量が食卓にはちょうど良いです。他にもたくさんレシピがあるので、いろいろ挑戦してみてください。