アレンジは無限大！記念日ケーキに使いたい生クリームの絞り方！

丸口金

生クリームの絞り方で最もポピュラーな口金です。生クリームでのデコレーションの他に、シュー生地やガナッシュを作るときに用います。

丸口金の絞り方のポイント

・生クリームが丸くなる絞り方
丸口金が垂直になるように袋を持ち、丸口金の位置を動かさないようにして絞ります。お好みの量が出たら、力を抜き、「の」の字を書くように下に動かすときれいに絞れます。

・生クリームが棒状になる絞り方
丸口金を45度に傾けて、生クリームを板に押し付けないように絞ります。あまり力を入れずに絞ると、丸みのある棒状の生クリームのデザインに仕上がります。

丸みのある優しいケーキのできあがり

丸口金を使うと、丸みのある優しく落ち着いた雰囲気のケーキが仕上がります。真ん中にストロベリーやブルーベリーをおいて、生クリームを周りに絞ると良いですよ。手軽な絞り方なので初心者におすすめです。

星口金

こちらも、生クリームのデコレーションケーキや生地の絞り方で一般的に使われる口金です。口先の切込は種類によって数に違いがあり、切込の数が多いほど見栄えが華やかとなります。

星口金の絞り方のポイント

生クリームがきれいに形づくような絞り方として、天板に強く押し付けないことが重要です。また、生クリームがやわらかすぎると丁寧な絞り方をしても、形づきません。逆に、生クリームが固すぎると、これもまた模様がきれいに出ませんので、生クリームの泡立て方にも気をつけましょう。

華やかなケーキのできあがり

生クリームさえちょうど良くできていれば、結構簡単にデコレーションができます。スポンジの上にきれいに生クリームを塗るのは、専用の道具や技術が必要です。スポンジに適度にクリームをのばしたら、その上に星口金を使った絞り方をします。ただ、垂直にスポンジに当てて絞るだけ！隙間なく絞れば、写真のような華やかケーキのできあがりです！

バラ口金

名前から想像できるように、バラの形に生クリームを絞りたい時に使います。また、生クリームを塗った生地の側面にフリルやウェーブを付けるのに用います。その絞り方は、すこしコツが要るようです。何度か練習して、本番に備えましょう。

バラ口金の絞り方のポイント

バラ口金の細い部分を上にした絞り方をします。生クリームを絞る時、口金を３０度傾けた絞り方をすると、丸みのある柔らかな印象の絞り方ができます。

ラグジュアリーなケーキが完成

少し固めの生クリームで綺麗にバラを所狭しと絞っていきます。まるで花束のようなすてきな生クリームケーキが出来上がります。絞り方は意外に簡単！慣れれば、数分でデコレーションできちゃいますよ！

サントノーレ口金

こちらは、フランスの伝統的なお菓子「サントノーレ」のクリームを絞る時に使います。家庭でも、生クリームを使ったケーキを作りたい時に、応用できる絞り方です。

サントノーレ口金の絞り方のポイント

V字の切り込み部分を上方向にした絞り方をします。絞り始めは、口金を動かさずに強めに絞ります。最後は力を抜くように上方方向に引きます。そうすると、ボリューミーな絞り方ができます。

洗練された都会的なお菓子のできあがり

デザインがおしゃれで、プレゼントでも喜ばれそうです。タルトやプリンの上に生クリームでこの絞り方をしてあげても、さりげないオシャレ感が素敵です。ボリューム感がでるので、とってもゴージャスですよ！

木の葉口金

これまた珍しい口金！生クリームを木の葉の形に絞ることのできる口金です。主に、デコレーションの時に用います。

木の葉口金の絞り方のポイント

口金を押したり、引いたり、前後に動かしながら手前方向に絞っていくと、生クリームが木の葉の形になります。手前にいくにつれ、絞る量を少なく調節するときれいに仕上がるでしょう。

季節感のあるこだわりケーキのできあがり

生クリームを木の葉の形に絞り出して並べれば、なんとも季節感のあるケーキに仕上がります。適しているのは、秋や冬でしょうか。生クリームに食紅を加えて色をつけてデコレーションすると、より一層見た目もかわいくなりますよ！

パティシエ気分で美味しいケーキ作りを

いかがでしたか？様々な生クリームの絞り方をご紹介しました。今回紹介した口金を全て使って色々な形をした生クリームでケーキをデザインしてみると、オリジナルのケーキができあがりますよ！ぜひ挑戦してみてくださいね。