意外と高カロリー!?恵方巻きのカロリーと低カロリーレシピをご紹介
2016/03/01
盛戸未来
温めても冷たくても美味しいココナッツミルク。コンビニでも気軽に買えるドリンクですが、料理やデザートにも幅広く使えるココナッツミルクは、なんだかカロリーが高そう。意外なココナッツミルクのカロリーと栄養成分を知ったらますます好きになるかも!
まずはココナッツとは、ヤシ科の単子葉植物、ココヤシの果実である。ココナツあるいは、椰子の実とも言われる。ココナッツミルクとは、成熟したココナッツの種子の内側、固形胚乳(層状に形成される固形胚乳生の成熟果の胚乳)を水と一緒に弱火で煮込んでから裏ごしし、目の粗いガーゼなどの布で絞って作る、甘い乳状の食材。熱帯の、特に東南アジアやポリネシアで香辛料の利いた料理と相性がよいので頻繁に使われるごく普通の材料で、一般的には缶入りのものや冷凍したものが売られている。
ココナッツミルクのカロリーは100グラムあたり150キロカロリー。ココナッツミルクは缶詰めで販売されている物をよく見かけますが、一缶当たり410グラムなので、615キロカロリーと低カロリーと言えます。主な成分は脂質、銅、マンガン、マグネシウム、カリウム、鉄です。脂質が多く含まれる事からカロリーが気になりますが、糖質は100グラム当たり2.6グラム。牛乳のカロリーは100グラム66.9キロカロリーですが、脂質は3.8グラムと、牛乳の方が高いのです。カロリーだけでは判断できない栄養成分に注意したいですね。
ココナッツミルクにはカリウム、マグネシウム、鉄といったミネラル類が豊富に含まれています。マグネシウムは、動脈硬化や高血圧、糖尿病などといった病気の改善に効果を発揮するほか、リラックス効果もあります。排泄を助ける働きをもっている食物繊維や、ビタミンによりお肌の湿効果、貧血にも効果があります。他にも、良質な糖質である中鎖脂肪酸が含まれているので体内の余分な脂肪をしっかり燃焼してくれるのでダイエットの効果も期待できます。牛乳の代わりにココナッツミルクにするだけでも、良質なカロリーを摂取することができます。
ココナッツミルクはいろいろな方法で使えます。そのまま飲んでも美味しいですし、温めても、冷たくてもくせがありません。そのため、季節に関係なく摂取しやすい飲み物です。ココナッツミルクを効果的に摂取する方法としては、空腹時に摂取するということです。空腹時にココナッツミルクを取ると、数時間後にはケトン体体質の濃度が上がるのです。このケトン体質というのは、食欲を抑える効果があるので、ダイエット中の人や体重制限をしたいと考えている人にはおすすめです。カロリーが低いのに、美味しく味わえて、ダイエットに効果があるのが嬉しいですよね。
ココナッツミルクの定番と言えば、濃厚な味わいとさっぱりとした後味のココナッツミルクに、もちもちのタピオカパールが入っている、発売から20周年の安曇野商品工房のタピオカミルクです。ココナッツミルク好きなら、一度は食べたことがあるのではないでしょうか。カロリーは1個160グラムあたり147キロカロリーと低カロリーです。タピオカが入っているのにこのカロリーは嬉しいですよね。食欲を抑える効果があるココナッツミルクを効果的に採るにはちょうど良い量で、間食にぴったりのカロリーです。
ペットボトルで売られているココナッツミルクはなかなかありませんが、ブルボンの「おいしいココナッツ」はココナッツミルク本来のコクや風味を活かしたまろやかで飲みやすいドリンクで話題です。490ml入りでたっぷり飲めますが100グラムあたり、34キロカロリーと低カロリー、1本飲んでも166キロカロリーです。ココナッツミルク好きには嬉しい、低カロリーデザートドリンクです。
上でも述べたようにココナッツミルクは南国では熱帯料理で使用されるごく普通の材料。そのためいろいろな料理で使われています。ココナッツミルクを使った料理が多いと言えば、タイ料理。タイカレーにはほとんどと言っていいほど、ココナッツミルクが入っています。他にも、トムカーガイといった、鶏肉を煮込むスープや、トムヤムクンなど、煮込み料理に頻繁に使われています。料理にコクが出るので、バターなどでコクを出すより低カロリーで栄養価が高いのでおすすめです。
ココナッツミルクを使った人気のデザートと言えばココナッツミルクプリン。ココナッツミルクは市販の缶詰でミルクから作ったり、パウダー状のものもあるのでレシピによって使い分ける事ができます。ココナッツミルクは取り扱いやすいので、簡単に美味しくつくれます。脂肪が多く、高エネルギーなので病後の回復期などの体力回復に効果を発揮します。カロリーが気になある方にはヘルシーなのにダイエットに効果がある中鎖脂肪酸が摂取できるので、デザートにするといいですね。栄養価が高いので子供のデザートにもぴったりですね。
ココナッツミルクの効果は食べて体の中から美肌の効果を発揮するだけじゃないんです。ココナッツミルクをたっぷりとって地肌と髪をマッサージをし、蒸したタオルで15分おいて、シャンプー、リンスするだけ。1カ月に1度するだけで、髪の毛の調子が整い、潤いと輝きが戻ってき、強く腰のある髪になります。また、抗酸化成分であるビタミンEを含むココナッツは、保湿剤に最適。ボディーケアにも効果があるのです。カロリーが気になる方は、ボディーケアに使うといいですね。
一度開封したココナッツミルクの缶は袋に詰め替えて冷凍保存し、早めに使い切るようにしましょう。開けたまま室温で放置するとすぐに傷み、酸味が出ます。ココナッツミルクは低カロリーでダイエットにぴったりということだけでなく、まだまだ体に嬉しい効果がたくさんあります。また、牛乳比べてアレルギーが少ないのも魅力ですね。牛乳が苦手な人にも低カロリーで、上質の栄養が得られる飲み物です。しかし、市販のココナッツミルクには甘味料がたくさん入ったものがあるので、ダイエットを目的に摂取する場合は、缶詰で購入して、自分で甘さを調節するとよいですね。
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