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ぜひ使って欲しいおせちがより美味しくみえるおすすめお重箱まとめ!

みなさまは毎年おせちを食べられますか?年始を祝う料理、「おせち」。日本の和食は世界的に人気で、おせちや重箱の芸術性は紹介にあたいする価値があります。今回の記事ではおせちと重箱に関する知識やおすすめの重箱を紹介します。自国の食文化にふれる機会になれば幸いです。

そもそもおせちの意味って?

 おせちの起源は諸説ありますが一つに中国から節句の行事が挙げられます。元旦や五節句の宮中行事の際に神様に供えたり、振舞われた料理を「御節供(おせちく)」といいその後、略されて「おせち」と言われるようになりました。もともとおせちは季節の移り変わりを代表する食べ物だったのです。

おせちの重箱の持つ意味

じつは、重箱はただの食器ではありません。おせちの重箱にも各おせちにはいる食材に願いが込められているように大切な意味合いがあります。その意味とは「幸せを重ねよう」というものです。
 

おせち以外にも使える!おすすめお重箱まとめ

 ここでは、おすすめの重箱を紹介いたします。重箱は色々な種類があり選ぶのはなかなか大変。しかもおせちの重箱ってなんだか堅苦しいような物が多いと思われてる方も多いと思います。ここでは今までの重箱にはないユニークかつモダンな重箱を紹介したいと思います。おせちだけでなくお客様のおもてなしや花見などでもつかいたいものばかりです!

モダンな木箱に入った重箱 遊山箱 春慶三段重  税抜き価格:¥12,000

 この重箱は飛騨春慶塗の、可愛らしさと気品ある三段重と会津の桐工芸の桐箱とをコラボレーションをさせたものです。気品溢れるおしゃれな重箱は新年のおせち料理にぴったりです。木目調が素朴さと上品さの雰囲気を併せ持ち、様々な色合いのお食事と調和します。日本の伝統工芸品としての様式美をもつ美しい一品です。漆器ですので月日が経つごとに変わっていく色合いも楽しみの一つです。

 写真のような木箱に入れることができるのでおせちなどを入れての持ち運びも簡単です!

シックな木製重箱 越前漆器久太郎 税抜き価格:¥16,000

 ご家族が多くたっぷり作りたい方におすすめ!小鉢も5つ付いていますので上手に組み合わせてみてください。
 素材になる木がくるみ科で、家具などの調度品にもよく使われておりたいへん強い素材なのでどこにでも持っていけます。
 一年中楽しめお料理を引き立てる木目の風情は様々な料理と合い、おせちだけでなくお花見、誕生パーティー、運動会のお弁当など様々な状況でお使いになれます。

マカロン入れの容器に重箱はいかがですか?

 おせちだけでなく写真のようにお菓子入れにもつかえるこの重箱。仕切りもついていますのでミニケーキや子供のお菓子入れにも使えます!

 表面は何回も塗り重ねたウレタン塗ですので洗剤・水洗いOK。お手入れも簡単です!

ちょっとユニークな重箱 有田焼 李荘窯 白磁千段 珠型五段重 税抜き価格:100,000

 おせちの重箱といえば、直方体を3、4つ重ねたものですが、このようなちょっとユニークな球体の重箱もおもしろいですよ。中の盛り付け例にあるように個性的かつ機能的なこの重箱はおせちだけでなく大事なお客様を招いての食事会などにも使えます。贈り物にも人気な品物です。

漆器の重箱の扱い方

これまで、いろいろなシチュエーションに使える重箱を紹介してきましたが、とはいっても毎日重箱を使うわけではありません。おせちを美味しく食べた後の重箱の保存方法も紹介いたします。

1:洗剤で洗えますか?

 洗えます。ごしごしこすらずスポンジで優しく洗ってください。またなるだけ水につけず柔らかい布で拭いてください。食器洗浄機や乾燥機の使用はできるだけ控えてください。強い洗剤で塗りが落ちたり、熱による変形が起きる可能性があります。

2:電子レンジなどで温めてもいいですか?

 漆器は熱に弱いので電子レンジや直火は避けてください。

3:冷蔵庫に入れても大丈夫ですか?

 問題ありません。もともとおせちの重箱は3が日の間保存するためのものです。現在は家が暖かいのですぐにおせちがダメになってしまいますが昔は外で高温をさけて保存されていました。洗い物も増えてしまわないよう、重箱のまま冷蔵庫に入れてしまいましょう。

4:保管はどのようにすれば良いですか?

 紫外線は漆塗りの塗膜によくありませんので直射日光を避けるようにしてください。また漆塗りは極端な乾燥を嫌いますので長期間使わない場合は食器棚に少し水の入ったコップなどを置いてください。
 実は重箱は長期間保存するよりも使っていただく方が痛みを防ぐんです!

最後に

 最近はおせちを食べるという習慣が減っているように感じますが、海外在住の筆者にとっては、正月帰る重要な楽しみになっています。子供の頃から毎年母が作ってくれるおせちは楽しみでした。最近は作る時間がなくなりましたが、私が年末に帰国し、知り合いの料亭でバイトしておせちを頂いております。時の移り変わりを感じるためにおせちは本当に価値ある料理ですし日本文化の奥深さを感じさせられます。
 今回のコラムでみなさまにおせちの楽しみをすこしでも伝えられたらと願っております。

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