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栄養たっぷり!おせちで良く食べる金時豆の色々な使い道レシピ5選

おせちの中に必ず入っている金時豆の甘露煮。金時豆が余ってしまうと思って手作りしていないのではありませんか? 甘露煮以外にもレシピはたくさんありますよ!今回は、色々な金時豆のレシピを集めてみました。ぜひおせちで使い切れなかった金時豆で作ってみて下さいね!

金時豆とは?

金時豆は、いんげんまめの中でも代表的な豆で、北海道産が多いです。赤紫色が鮮やかなことから、別名・赤いんげん豆とも呼ばれることがあるそうです。また、粒の形が良く、味もおいしい事から、和の煮豆用に最も適した豆とされ、洋風の料理にもよく使われる万能食材です。

レシピ①:金時豆定番レシピ。金時豆の甘煮

材料 (4~6人分)

金時豆 200g
砂糖 160~200g
しょうゆ 大さじ1と1/2

金時豆①のレシピ

【1】金時豆の下準備
①金時豆は大きめのボールに入れ、流水の下でかき混ぜながら洗って下さい。

②豆の3倍の量の水と一緒にボールに入れて、5時間~1晩つけてもどして下さい。

【2】金時豆を煮て完成
①厚手の煮込み用の鍋に3カップの熱湯を沸かし、豆の水けをきって加えて下さい。

②沸騰直前までは強火で、アクが出始めたら弱火にして、アクは丁寧にすくい取って下さい。

③蓋をしてそのままゆで、時々蓋を取り、ゆで汁の水面から豆が出ていたら、1カップくらいの差し水を随時足して下さい。

④指し水を数回繰り返しながら、約1時間~1時間半茹で続けて下さい。

⑤豆が指で簡単につぶせる位の柔らかさになったら、砂糖の1/3量を加えて下さい。

⑥砂糖が完全に煮溶けたらアクを取り、残り2回分の砂糖も同様に足して下さい。

⑦再び蓋をして、煮汁の水面から豆が顔を出すまで弱火のまま1時間~1時間30分煮て下さい。

⑧しょうゆを全体に回しかけ、弱火のまま20分程煮続けて煮汁を蒸発させれば完成です。

レシピコメント

砂糖は多く加えれば加える程、日もちが良くなります。このレシピの分量の場合、1週間常温で保存できます。一晩経った豆は、味がなじんでよりおいしくなりますよ!

レシピ②:圧力鍋で金時豆のさっぱりあんこ

材 料

金時豆 250g
砂糖 150g~
塩 ふたつまみ

金時豆②のレシピ

【1】金時豆の下準備
①豆は流水で良く洗い、豆の5~6倍の水に1日程浸しておいて下さい。

②浮いてきた豆がある場合、中が空洞の事が多いため捨てて下さい。

【2】金時豆を圧力鍋で煮る
①圧力鍋に水を切った豆と、重量約2倍の1リットルの水を入れて下さい。

②加圧(弱)でピンが上がるまで圧を加え、加圧後は弱火にして8分程度追加で煮て下さい。

③ピンが下がったら差し水を50cc程入れて、蓋を取り弱火で煮汁が半分になるまで炊いて下さい。

④煮汁を豆の表面が見える程度まで捨てて下さい。

【3】普通の鍋でさらに煮る
①圧力鍋は焦げ付くため、普通の鍋に移し替えて熱い内に砂糖と塩を加えて下さい。

②強火で3分加熱し、アクが出てくるので取りながら茹でて下さい。

③中火に近い弱火にして、木べらを使い常にゆっくりと焦げ付かない様に、かき混ぜながら煮汁を飛ばして下さい。

【4】ブレンダ―で潰しながらさらに煮て完成
①火にかけたまま、こしあんにしたい場合は全部をブレンダーで攪拌して下さい。粒あんが良い場合は、半分だけブレンダ―で攪拌すると良いです。

②木べらですくい、ぼたっと落ちる程度まで水分がとんだら、火から下ろして下さい。

③そのまま固まったら完成です。

レシピコメント

煮豆に使うとき、必ず圧は強ではなく「弱」を使うと、シワ無くふっくらできあがります。 小分けにして冷凍保存もできるので金時豆の甘露煮が余ったら作るのも有りですね!

レシピ③:具だくさん!洋風金時豆スープ

材料 (4人分~)

金時豆 150g
玉ねぎ 2分の1個
鶏胸肉 2分の1枚
エリンギ 2本
ベーコン(ブロック) 50g~
にんじん 2分の1本
セロリ 3分の1本
パプリカ(中) 2分の1個
ピーマン 1~2個

●水 500cc
白ワイン(なければ酒) 50cc

★コンソメ(固形) 2個
★砂糖 小さじ1
★ローレル 1枚

にんにく(みじん切り) 1~2カケ
塩・コショウ 適量
パセリ(みじん切り) 適量

金時豆③のレシピ

【1】金時豆の下準備

①豆を洗い4~5倍の水に7~8時間浸けて下さい。

②強火にかけて沸騰したら火を弱め、2分程茹でて、ざるにあけて下さい。

【2】金時豆を圧力鍋で煮る

①●の水を圧力鍋に入れ、再度豆を茹でて下さい。

②圧がかかって湯気が出てきたら、弱火にし7~8分煮て下さい。

③圧を自然に抜きそのまま置いて下さい。

【3】他の具材の準備

①野菜類、ベーコン・鶏胸肉は約1cm角に切っておいて下さい。

【4】具材の炒める

①厚手の鍋に分量外のオリーブ油を入れてニンニクを炒め、香りを出して下さい。

②続いて鶏肉・ベーコンを入れて炒めて下さい。

③油がまわりほぼ火が通ったら、野菜類を追加し、ワインをまわし入れてアルコールをとばす様に炒めて下さい。

【5】豆を足して完成

①【2】の豆を汁ごと鍋に移し、アクを取り除き、★を入れて、好みの柔らかさになるまでじっくりと煮て下さい。

②最後に、塩胡椒で味を調えて完成です。

レシピコメント

野菜類は冷蔵庫のお掃除を兼ねて残っている野菜で十分です。色々な野菜と金時豆でボリュームたっぷりの食べれるスープです!

レシピ④:金時豆が余った時に金時豆のサラダ

材料(2人分)

金時豆水煮缶 1/2缶(130g)
玉ねぎ 小1/2個
パセリのみじん切り 少々

<ドレッシング>
ワインビネガー(または酢) 大さじ1
サラダ油 大さじ1
オリーブ油 大さじ1
粒マスタード 小さじ1弱
塩小さじ 1/3
こしょう 少々

金時豆④のレシピ

【1】下準備
①金時豆は缶汁をきって下さい。

②玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、水にさらしておいて下さい。

③水をきった玉ねぎと豆を合わせておいて下さい。

【2】ドレッシングと混ぜて完了
①ドレッシングの材料を混ぜ合わせ、【1】にあえて下さい。

②器に盛り、パセリを散らしたら完成です。

レシピコメント

缶詰の金時豆が余った時にぴったりのさっぱりとした副菜ですよ!

レシピ⑤:鶏肉と金時豆のトマト煮込み

材料 (2~3人分)

鶏手羽元 6本
玉ネギ 1コ
しめじ 2分の1袋
ホールトマト 1缶
金時豆(水煮) 1缶
にんにく 1カケ
塩 少々
黒こしょう 少々
オリーブオイル 適量

金時豆⑤のレシピ

【1】下準備
①鶏手羽元は骨にそって切れ込みを入れて軽く開き、全体に塩・こしょうを振っておいて下さい。

②オリーブオイルをひいたフライパンに鶏手羽元を入れ、全体に焼き色がついたら、フライパンからあげておいて下さい。

③玉ネギは皮をむいてスライスし、にんにくはみじん切りにし、しめじは手でさいておいて下さい。

④金時豆はザルに取り出し、さっと水洗いをしてヌメリをとっておいて下さい。ホールトマトはヘタをとり、ざく切りにしておいて下さい。

【2】炒める
①鍋にオリーブオイルをひき、玉ネギを加えてしんなりするまで弱火で炒めて下さい。

②玉ネギがしんなりしたら、焼き色のついた鶏手羽元としめじを加え、蓋をして弱火で30分ほど蒸し焼きにして下さい。

【3】煮こんで完成
①ざく切りにしたホールトマトを加え、再度蓋をし15分ほど弱火で煮込んで下さい。

②最後に、金時豆を加え、塩・黒こしょうで味を調えて10分ほど煮込めば完成です。

レシピコメント

水を加えずに、蓋をして弱火でじっくり煮こむことで、素材の旨みたっぷりの洋風煮込みになりますよ!鶏肉を食べた後のソースはパスタソースとしてもおいしいのでぜひ試してみて下さい。

金時豆のレシピ、いかがでしたか?

冬の定番金時豆!普通の豆煮以上に温まるレシピがたくさんありますので、体に大切な植物性タンパク質をたっぷりととって下さいね。

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