香ばしくて美味しい！さつまいもの皮のおやつレシピおすすめ４選！

　結論から言えば、とてもいいです！

　さつまいも自体も栄養価の高い芋で、カルシウムの含有率は、芋類の中でさつまいもが一番です。食物繊維やビタミンCも豊富で、ビタミンCはりんごの約７～１０倍も含んでいます。

　皮に含まれるカルシウムは、実の約５倍！食物繊維もビタミンCも、皮の方がずっと多いのです。また、さつまいもの皮の赤紫色はアントシアニンの色。アントシアニンは、アンチエイジングには欠かせないとして近年注目されている美肌成分です。

　これだけ体にいいと分かったら、もうさつまいもの皮は捨てられませんよね。捨ててしまうなんてもったいない、もったいない！

　でも、料理によっては、皮を剥いた方が仕上がりがよくなるものもあります。

　そんな時は、その皮は捨てずに、これからご紹介するさつまいもの皮のおやつレシピにご活用いただけたらと思います。栄養満点なのでお子様にはもちろん、美肌成分も豊富なので女性全般に嬉しいおやつなので、ぜひお試しください！

　厚めの皮を使用したおやつです。

①皮は水につけてアクをとる。水が白く濁れば変えて、水が透明になるまでつける。
②①をザルにあげ、キッチンペーパーで水気をよくふき取る。
③揚げ油を熱し、低温で②をじっくり揚げていく。

④カリカリになったら油から上げ、よく油を切る。溶かしバターを回しかけ、ごま塩を振って出来上がり！

　カリカリの皮がとても美味しそうですね。甘党の方は、塩バターのかわりにグラニュー糖を振ってもいいですね。カレー粉、シナモンなど色々なアレンジが楽しめます。

　こちらも厚めの皮を使用しています。

①さつまいもの皮は水にさらしてアクを抜き、一口大に切る。
②フライパンにクッキングシートを敷き、①・砂糖・油を入れて、加熱しながらよく絡める。

③蓋をして、中火で一分ほど蒸し焼きにする。
④柔らかくなったら、砂糖を振り入れさらに炒め、全体によく絡んだら黒ごまを振って出来上がり！

　たった大さじ１の油とお砂糖で、誰もが好きなほっこり大学芋の完成です！皮だけなので時間もかからず、クッキングシート使用で洗い物もなし。こんなに簡単で楽に大学芋が作れるなんて感動ものです！

　１～２ｍｍの薄めに剥いたさつまいもの皮を使用したおやつです。

①さつまいもの皮は、水にさらしアクをぬく。生姜はすりおろしておく。
②フライパンに油を熱し、中火でさつまいもの皮を炒める。柔らかくなったら、キッチンペーパーに上げ、余分な油を取る。
③火は止めたまま、②のフライパンに、すりおろした生姜と砂糖を入れ、生姜の水分で砂糖が溶けるのを待つ。

④砂糖が大体溶けたら、②の皮を戻し入れ再び中火にかけ、水分が飛ぶまで炒める。少し焦げ目がついてパリッとしたら完成！

　生姜のピリッとした辛みと砂糖の甘味が、ブラックコーヒーやお茶うけによく合いそうですね。焦げ目のついた皮も香ばしく美味しそうです。

　最後は、ピーラーで薄く剥いた皮を使用したおやつトーストです。

①さつまいもの皮は熱湯で茹で、オリーブオイルと塩を絡めておく。
②イングリッシュマフィンは２つに割って軽くトーストし、①を乗せる。
③醤油を数滴垂らし、グラニュー糖・ごまを全体にふりかけ、カリッとするまで再びトーストする。
④シナモンを振りかけたら完成！

　さつまいもの皮をイングリッシュマフィンに乗せたアイディアレシピ。シナモンと砂糖の香りが甘～く誘います。ちょっとした工夫でおしゃれで美味しいトーストになるんですね。

　どれも、お料理やお菓子を作っている傍らでもできそうな簡単なレシピをご紹介しました。簡単な分、気軽に作れるのではないでしょうか？さつまいもの皮は実以上に栄養満点なので、捨てずにぜひ利用してみて下さいね！