記事ID11958のサムネイル画像

おうちにある道具でできちゃう!?自宅でおいしく楽しく餅つきしよう

お餅って正月だけでなく年中いつだってふと食べたくなる瞬間ってありませんか?市販のものでもいいですが、どうせなら餅つき大会で食べられるようなつきたてのお餅が食べたい…そんな時餅つき用の道具がなくても家にある道具を使ってつきたてのお餅が食べられるんです!

おうちでも餅つき大会で食べられるようなつきたてのお餅が食べたい!

お正月だけでなく、年中食べたくなるお餅。そのおいしさに正月太りすることもしばしば。無性に食べたくなったときに、市販の切り餅を買ってきてレンジであたためたりトースターで焼いたりしてもいいですが、どうせなら餅つき大会で食べられるようなつきたてほかほかのお餅、食べたくないですか?でも家に餅つき用の道具なんてないよ〜って人がほとんどだとおもうんです。しかし最近では自宅にも置いておけるような餅つきの道具も出てきています。

餅つきの道具

臼と杵

一番オーソドックスに餅つき道具といえば臼と杵。地方自治体の行事や幼稚園、小学校での餅つき大会ではお目にかかることもありますが、自宅に餅つき用に臼と杵を用意しているお宅はそうそうないですよね。

さらに餅つきに使う餅米は本来蒸すものなので、これ以外に餅米を蒸すための道具(蒸し器やせいろなど)も必要になります。

実は臼と杵のレンタルサイトなどもあります。親戚がたくさん集まるタイミングでみんなで餅つきをやろうという時にはこういうサイトを利用してみるのも手かもしれません。

餅つき機

餅米を入れてボタンをピッと押すだけで簡単にお餅ができちゃう餅つき機。お餅だけでなくうどんやパンも作れちゃう高性能な道具で、サイズもかさばらないのでおうちに一台あってもよさそうな餅つき用の道具。これなら臼と杵よりも手をだしやすいですね。

価格の相場としては6,000円〜30,000円程度。容量や機能によって価格が変動します。
主に価格の差が出るのは餅つき機能というよりはホームベーカリーとしての性能の方で、ドライイーストの自動豆乳機能や、米粉パンが作れるといった特長があると価格は高くなります。家で頻繁にパンを手作りしたいといった希望があれば、少し高めのものを購入した方が良いかもしれません。

餅つきの道具がないとやっぱりつきたてのお餅は食べられないの…?

やっぱり餅つき用の道具がないとつきたてのお餅は食べられないのでしょうか。

実はそんなことないんです!今回はおうちにある道具を使ってつきたてのお餅を食べられる方法をいくつか紹介します〜

すりこぎとすり鉢

道具を臼と杵からすりこぎとすり鉢に交換するだけで、それ以外は普通の餅つきと同じやり方、容量でできます。すりこぎではなくボウルでもできるそうですよ!これなら新しく餅つきのために道具を買わなくても、家にある道具でできちゃいますね。

やり方

1、【水洗い&水さらし】
 もち米を米のようによく研いで洗ってから、十分な量の水に浸けて一晩水にさらしておきます。

2、【蒸かす】
 蒸かし器に水を入れて沸騰させ、さらし布などを敷いた上に、水切りしたもち米をいれます。もち米は中央部を若干、凹ますようにしてすると火のとおりが良いようです。


3、20分~25分、中火で蒸かします。

4、【すり鉢とすり粉木を暖めておく】
 臼の代わりになる大きめのすり鉢に湯をはっておき、杵の代わりになるすり粉木や麺棒を湯に浸して、十分に水分を吸わせておきます。こうすると餅つきをするときに餅がひっつきにくくなるようです。


5、【芯がなくなったか試食】
 一度米をつまんで味見をします。芯がなくなっていればできあがりです。本格的に杵と臼を使う場合は水分が多すぎるとべちゃつくので、芯の有無で蒸かし上がりを判断するようですが、今回のように少量のもち米の場合は乾燥する割合が大きいので、ちょっとやわらかめの方が良いかもしれません。


6、【押しつぶし】
 すり鉢の湯を捨て、ここから餅つき大会のはじまりです。蒸かし終えたもち米をすり鉢にあけて、まず始めはもち米を押しつぶすように、すり粉木でグイグイと押さえつけていきます。この工程が結構たいへんなんです。すり粉木に餅がひっついてくるようであれば、すり粉木を湯に浸したり、水につけたしゃもじで餅を反転させながら、もち米のつぶつぶ感がだいたい無くなるまで10分ほど続けます。


7、【餅つき】
 一般に餅つきと呼ばれている工程です。すり粉木をもち米の中央部目がけて叩きつけていきます。でもあんまり威勢良くやる必要はありません。手を挟んだりすることのないように慎重にやりましょう。10回ほど叩いたら、餅をひっくり返したり、たたみ込んだりしていきます。
 ※すり鉢が割れることがあるため、すりこ木や麺棒で直接すり鉢を叩きつけないようにしましょう。すり鉢が割れても補償できません。。。(^_^;)


8、【取り分け】
 つき上がった餅は、きな粉で食べるなら湯に浸けておきます。湯に漬けた餅を切り分けるときには、指で作った輪っかを絞るようにして餅を分けていきます。焼き餅にしたり、保存するようなら手順11へとびます。


9、【きな粉に和える】
 分けた餅は、食べる直前に湯から取り出し、砂糖を混ぜたきな粉に和えて食べます。


10、【できあがり】
 おいしいきな粉餅のできあがりです。


11、【餅取り粉に和える】
 保存用にしたり、焼き餅にする場合は、上新粉をバットに薄く拡げ、その上に餅を入れて粉を付け、餅同士がくっつかないようにします。余分な上新粉は叩いて、落としておきましょう。

炊飯器で餅米を炊いても大丈夫

餅米は蒸し器で蒸すのが普通ですが、家に蒸し器や圧力鍋なんてないよ〜という人もいると思います。大丈夫です、家にある道具でも餅つきができるとうたった以上、新しい道具を買う必要はありません!

実は蒸さないで、炊飯器で普通に炊いてもできちゃうんです。

やり方

1、もち米をとき、ざるに上げ水をきる。

2、炊飯器に1の米と計量した水をいれ、通常通り炊く。(余裕があれば炊く前に1時間ほど浸水させる。)

3、もち米を炊いているあいだに、バッドに上新粉若しくは米粉を入れ広げておく。お餅に絡めるきな粉等も準備しておく。

4、炊き上がったら、炊飯器にいれたまま、麺棒若しくはすりこぎを使いすり混ぜる。

5、ある程度もち米のつぶがまとまってきたら、次はつく。

6、写真のようにねばりがでてくるまでがんばります。

7、3のバッドにお餅を上げる。このまま長方形に整えればのし餅に。

8、お好みの大きさに丸めて、きな粉餅や磯辺餅に。

9、きな粉餅にバニラアイスを添えると美味しいですよ。

10、【補足】もち米を炊く時の水加減は、少なければかための扱いやすいお餅に。多めにすると柔らかく子供でもつきやすくなります。

このやり方だと炊飯器の中でそのままついてますが、炊飯器が壊れそうで怖い…という人はやっぱりボウルやすり鉢などの道具に移すことをおすすめします。

必見!! 超簡単もちつき

こちらの動画では炊飯器から出して餅をついています。
使っている道具は同じようにボウル(すり鉢)とすりこぎです。

ビール瓶を杵代わりに

ビール瓶の中に水を入れたものを道具にすることもできるそうです。

餅米は一晩水につけておく。

つけて置いた餅米をざるにあげて30分ほど水気を切る。

水と餅米1:1で普通に炊いて(炊飯器に餅米モードがあれば切り替えてください)30分蒸らす。

ウチは炊きあがった餅米をボウルに入れてビール瓶でついて餅にしてますよ。

・・・・すり鉢とすりこぎでもやりましたがそれなりに衝撃がある重いものでついたほうがはるかにおいしくなります。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

すりこぎよりも重さがあるので、より美味しいお餅ができるそうです。お正月や親戚が集まる時などでは空のビール瓶がでることもあるでしょう。そういうときにそれを道具に餅つきをするというのもなかなかいいかもしれませんね。ただし、すり鉢もビール瓶も割れる可能性はあるので、小さいお子さんと一緒に家にある道具で餅つきをするときはしっかり注意をはらってあげてください。

ミキサーと電子レンジでもはやつかないお餅

餅つきって結構重労働でやりたくない、でもつきたてのお餅が食べたい、そんなあなたにはこの2つの道具をおすすめします。

ずばり”ミキサー”と”電子レンジ”です。

今まで紹介してきたやり方とは全然違うのでこんなので本当にお餅が作れるのかと不安になりますが、できちゃうんです。

やり方

1、もち米を30分以上水に浸し、5分ザルにあげておく

2、ミキサーにもち米2合と水160ccを入れ、米粒が完全になくなるまでミキサーにかける。(ここで粒が残ると仕上がりイマイチ)

3、耐熱用のボールに、ドロドロになったもち米を入れ、レンジでチンする。

4、レンジで加熱して、見た目に盛り上がってきたら、一度だして、スパチュラ等で上下を返す。

5、さらにレンジで加熱して、もう一度膨らんできたら取り出す。

6、まな板等にコーンスターチをまぶし、その上に出来上がった餅を平らに伸ばし、成形する。

7、出来立てをすぐに食べてもいいし、そのまま半日くらい放置して、切り餅用にカットしても良い

電子レンジの代わりにフライパンで熱するやり方もあるそうです。
このやり方だと餅米を粉状にしてから熱して蒸すので、電子レンジやフライパンなど身近な道具で作ることができるというわけです。

身近にある道具で自宅での餅つきを楽しんで

専用の道具がなくてもおうちでつきたてのお餅は食べられるんです。ぜひ食べたくなったときに作ってみて。くれぐれも食べ過ぎにはご注意を。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ